A Proper Guide to Beer

ちゃんと、
ビール。 Drink it right. It tastes better.

泡の立て方から一杯の温度、器の選び方まで。正しく飲めば、ビールはもっとうまい。

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Styles — 色で知る

ビールの種類

The colour tells the story.

ビールの個性は、まず「色」に表れる。淡い黄金からたっぷりの黒まで。麦芽をどれだけ焙煎したかが、色にも香りにも味にも直結する。淡い色は軽快に、濃い色は香ばしく力強く。まずはこの物差しで、好みの一杯を探そう。

淡色 · PALE琥珀 · AMBER濃色 · DARK

スタイルにカーソルを合わせると、色の位置が動きます

ピルスナー

Pilsner
ABV4.5–5.2%
IBU25–45
色 SRM2–4
適温4–6℃

澄んだ黄金色。キレのある苦味とすっきりした喉ごしで、世界で最も飲まれる系譜。よく冷やして一杯目に。

器 → ピルスナーグラス

ヴァイツェン

Weizen
ABV4.5–5.5%
IBU8–15
色 SRM3–6
適温6–8℃

小麦のビール。バナナやクローブを思わせる香りとなめらかな口当たり、豊かな泡持ち。にごりが魅力。

器 → ヴァイツェングラス

ペールエール

Pale Ale
ABV4.5–6%
IBU30–50
色 SRM6–12
適温8–10℃

銅色がかった琥珀。ホップの華やかな香りと程よい苦味のバランスで、飲み飽きない万能型のエール。

器 → パイント / チューリップ

IPA

India Pale Ale
ABV5.5–7.5%
IBU40–70+
色 SRM6–14
適温8–10℃

大量のホップが主役。柑橘・トロピカル・松の香りと力強い苦味。個性の塊で、クラフトの象徴。

器 → チューリップ / IPAグラス

アンバー / ヴィエナ

Amber / Vienna
ABV4.5–5.6%
IBU18–30
色 SRM10–16
適温8–10℃

赤褐色。トーストした麦芽の香ばしさとキャラメルの甘みが調和した、旨みのあるバランス型。

器 → マグ / パイント

スタウト / ポーター

Stout / Porter
ABV4–7%
IBU25–45
色 SRM30–40
適温10–13℃

漆黒。深く焙煎した麦芽が生むコーヒーやチョコの風味と、クリーミーできめ細かな泡。少し高めの温度で。

器 → パイント / チューリップ

Find Your Pint — 5つの質問

スタイル診断

Five questions. One proper pint.

種類が多すぎて選べない——それが普通です。苦味、香り、飲む場面。5つ答えれば、あなたに合う一杯と、それにふさわしい器まで見つかります。

1 / 5

苦味は、どのくらいが好みですか。

Bitterness

グラスから、どんな香りが立ってほしいですか。

Aroma

その一杯を、いつ飲みますか。

The moment

一緒に食べたいものは。

On the side

飲みごたえは、どのくらい。

Body

あなたの一杯

    Glassware — 器

    器のページを見る →
    Pairing — 肴

    合わせ方を見る →
    Next Pint — 次に試すなら、こちら。
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    この一杯を、ちゃんと飲むために

    結果に合わせたグラスと銘柄をここに掲載します。

      器を選ぶ

      History — 8000年の物語

      ビールの歴史

      From clay tablets to the tap.

      ビールは人類最古の酒のひとつ。文明とともに醸され、技術とともに姿を変えてきた。いまグラスにある一杯は、数千年の試行錯誤の到達点だ。

      前3000〜

      メソポタミアの夜明け

      シュメールの粘土板に、醸造の記録が残る。豊穣の女神ニンカシを讃える詩は、そのままビールの作り方でもあった。人類は文字とほぼ同時に、ビールを記していた。

      中世

      修道院とホップ

      ヨーロッパの修道士たちが醸造技術を洗練させ、保存と風味づけにホップを用いる文化が広まる。苦味と香り、そして日持ち——今日のビールの骨格がここで固まった。

      1516

      ビール純粋令

      バイエルンが「麦芽・ホップ・水」のみを原料と定める(のちに酵母を追加)。品質を守るこの法は、いまなおドイツビールの誇りとして語り継がれている。

      1842

      黄金色の誕生 — ピルスナー

      チェコ・ピルゼンで、淡色麦芽と軟水、下面発酵から透き通る黄金色のラガーが生まれる。私たちが「ビールの色」と聞いて思い浮かべる、あの一杯の原点。

      1876

      札幌、日本のビール

      明治の北海道・札幌に開拓使麦酒醸造所が誕生。冷涼な気候と豊かな水が、日本のビール文化の礎を築いた。この街は、はじめから麦酒の街だった。

      1883

      科学が味を安定させる

      低温殺菌と冷蔵技術に続き、純粋培養された酵母が実用化。造りのばらつきが消え、ラガーは世界中へ広がっていった。ビールは「工芸」から「科学」の時代へ。

      1994〜

      クラフトの時代、そして地ビール解禁

      アメリカで花開いた小規模醸造の波が世界へ。日本でも規制緩和で小さな醸造所が各地に生まれ、多彩なスタイルが手に届くようになった。選ぶ楽しさの時代の到来。

      The Lineage — 国別の系譜

      世界のビール

      Every glass came from somewhere.

      いま日本のコンビニに並ぶ一本にも、たどれば出身地があります。ビールの歴史とは、ある国で生まれた技術が別の国へ渡り、そこで作り変えられてきた記録です。銘柄を数えるより、この流れを知るほうが、ずっと遠くまで見渡せます。

      1842 → チェコ──→世界中 澄んだ黄金色のラガーが、「ビールの見た目」の標準になった。
      19c → イギリス──→アメリカ エールの伝統が渡り、100年後にホップで再解釈される。
      1876 → ドイツ──→日本 下面発酵の技術が札幌に渡り、この国のラガー文化になった。
      1980s → アメリカ──→世界中 クラフトの波が逆流し、本家ヨーロッパの造り手まで動かした。
      i

      ドイツ

      Germany

      引き算の美学。

      1516年の純粋令が、麦芽・ホップ・水だけという厳しい枠を課しました。ところが制約は個性を殺さず、逆に地域ごとの分化を生む。ケルンにはケルシュ、デュッセルドルフにはアルト、バンベルクには燻製麦芽のラオホ。使える材料が少ないからこそ、造りの精度で差がついた国です。

      決定的瞬間1516年 ビール純粋令
      代表
      • ピルスナー
      • ヘレス
      • ヴァイツェン
      • ボック
      • ケルシュ
      • ラオホ
      世界へ下面発酵のラガー技術と、品質を守るという思想。

      最初の一杯ヘレス — 淡色ラガーの原型。引き算の到達点が、いちばん素直にわかる。

      ii

      ベルギー

      Belgium

      足し算の自由。

      ドイツのちょうど裏返しです。ハーブも果実も糖も、うまくなるなら何でも入れる。修道院が受け継いだトラピストの系譜と、空気中の野生酵母に発酵を任せるランビックが共存しています。酵母が生む複雑な香りは、ここでは欠点ではなく主役。造り手ごとに味が違うことを、良しとしてきた国です。

      決定的瞬間修道院醸造の継承と、自然発酵の伝統
      代表
      • トラピスト
      • セゾン
      • ランビック
      • ヴィットビア
      • デュベル系
      世界へ酵母を「風味の主役」として扱う発想と、造りの自由。

      最初の一杯ヴィットビア — 小麦とオレンジピールの軽やかさから。次にトラピストへ。

      iii

      チェコ

      Czechia

      黄金色を、発明した。

      1842年、ピルゼンの町で淡色麦芽・軟水・下面発酵が噛み合い、透き通る黄金色のビールが生まれました。それまでビールは濁った茶色い飲み物です。この一杯が、世界中の人が「ビール」と聞いて思い浮かべる姿を決めてしまった。サーツホップの上品な苦味も、ここが原点です。

      決定的瞬間1842年 ピルゼンでピルスナー誕生
      代表
      • ボヘミアン・ピルスナー
      • チェコ・ダーク
      世界へ黄金色そのもの。いま世界で最も飲まれる姿の原型。

      最初の一杯ボヘミアン・ピルスナー — 苦味に厚みと甘い余韻がある、本家の味を。

      iv

      イギリス

      United Kingdom

      常温と、パブ。

      大陸がラガーへ向かうあいだ、この国は上面発酵のエールを守り続けました。特徴的なのはカスク(樽内二次発酵)で、炭酸は弱く、温度は12℃前後。冷たさとキレで飲ませないぶん、麦芽とホップの味そのものが前に出ます。パブという場所ごと、ビール文化として輸出した国でもあります。

      決定的瞬間カスクエールの伝統と、ポーター/IPAの誕生
      代表
      • ビター
      • ペールエール
      • ポーター
      • 英国IPA
      • マイルド
      世界へエールの系譜すべてと、IPAという設計図。

      最初の一杯ビター — 度数は低く、味は濃い。冷やしすぎないほうがうまい理由がわかる。

      v

      アイルランド

      Ireland

      黒と、泡。

      深く焙煎した大麦が生む漆黒と、コーヒーのような香ばしさ。ドライスタウトはこの国の代名詞です。もうひとつの発明が窒素ガスの使用で、炭酸だけでは出せない、きめの細かいクリーミーな泡をつくる。黒い液体の上に白い泡が静かに沈んでいく光景は、ビールで最も美しい瞬間のひとつです。

      決定的瞬間ドライスタウトの確立と、窒素ガスによる泡
      代表
      • ドライスタウト
      • アイリッシュ・レッドエール
      世界へ「黒ビール」という一大ジャンルと、泡へのこだわり。

      最初の一杯ドライスタウト — 樽生を、泡が落ち着くまで待ってから。急がないこと。

      vi

      アメリカ

      United States

      ホップで、塗り替えた。

      1970年代まで、この国のビールは軽い大量生産ラガーが中心でした。そこへ小規模醸造の波が起き、カスケードをはじめとする新しいホップ品種が柑橘やトロピカルの香りを持ち込む。ヨーロッパのスタイルを借りては大胆に作り変え、ついにはIPAを別物にしてしまった。いま世界のクラフトの共通語は、ほぼこの国の発明です。

      決定的瞬間1970〜80年代 クラフトビール革命
      代表
      • アメリカンIPA
      • ヘイジーIPA
      • APA
      • インペリアルスタウト
      世界へホップの香りを主役に据える発想と、スタイルを壊す自由。

      最初の一杯アメリカンIPA — 苦味の奥の柑橘を探して。できるだけ新しいものを。

      vii

      日本

      Japan

      精度と、後発の自由。

      1876年、札幌に開拓使麦酒醸造所が生まれ、ドイツの技術がこの国に根づきました。以来ずっと、大手が磨いてきたのは「同じ味を、寸分たがわず届ける」精度です。1994年の規制緩和で小さな醸造所が各地に現れ、いまは山椒や柚子といった和の素材まで持ち込む。伝統に縛られない後発だからこその自由が、面白さになっています。

      決定的瞬間1876年 開拓使麦酒醸造所 / 1994年 規制緩和
      代表
      • ジャパニーズ・ラガー
      • 米のラガー
      • 和素材クラフト
      世界へ品質を一定に保つ製造精度と、料理に寄り添う淡麗な設計。

      最初の一杯ご当地のクラフトラガー — 大手の一本と飲み比べると、精度の意味がわかる。

      The Compendium — 75スタイル

      スタイル大全

      Every style worth knowing.

      銘柄は毎年入れ替わりますが、スタイルは残ります。ここに並ぶのは、ビールという飲み物が数百年かけて分岐させてきた設計図そのもの。名前で探しても、国で辿っても、発酵の系統で眺めてもかまいません。色の点は、そのスタイルのおおよその色を表しています。

      発酵の系統
      生まれた国

      75 スタイルを表示中

      ボヘミアン・ピルスナー

      Bohemian Pilsner

      すべての黄金色の原点。軟水とサーツホップが、苦味に厚みと甘い余韻を与える。

      チェコ 4.2–5.8%/IBU 30–45

      ジャーマン・ピルス

      German Pils

      本家より辛口で切れ味鋭い、ドイツ流の解釈。泡は硬く、後味は乾く。

      ドイツ 4.4–5.2%/IBU 22–40

      ヘレス

      Munich Helles

      苦味を抑え、麦芽の甘みを前に出した淡色ラガー。引き算の到達点。

      ドイツ 4.7–5.4%/IBU 16–22

      ミュンヘナー・ドゥンケル

      Munich Dunkel

      パンの耳のような香ばしさ。黒くはなく、深い褐色の落ち着いた一杯。

      ドイツ 4.5–5.6%/IBU 18–28

      シュヴァルツビア

      Schwarzbier

      漆黒なのに軽快。焙煎の苦味は控えめで、驚くほどするする飲める。

      ドイツ 4.4–5.4%/IBU 20–30

      ボック

      Bock

      冬を越すための強いラガー。麦芽の甘みが厚く、アルコールは静かに効く。

      ドイツ 6.3–7.2%/IBU 20–27

      ドッペルボック

      Doppelbock

      修道士が断食中の栄養源にしたという逸話を持つ、液体のパン。

      ドイツ 7–10%/IBU 16–26

      アイスボック

      Eisbock

      凍らせて水分を抜き、濃度を上げた極限のボック。少量をゆっくり。

      ドイツ 9–14%/IBU 25–35

      マイボック

      Maibock / Heller Bock

      春に飲む淡色のボック。強いのに軽やかという矛盾が心地よい。

      ドイツ 6.3–7.4%/IBU 23–35

      メルツェン

      Märzen / Oktoberfest

      オクトーバーフェストの主役。トーストした麦芽が、祭りの空気ごと運んでくる。

      ドイツ 5.6–6.3%/IBU 18–24

      ウィンナー・ラガー

      Vienna Lager

      赤褐色の食中酒。麦芽の旨みが料理を邪魔せず、静かに底上げする。

      オーストリア 4.7–5.5%/IBU 18–30

      ラオホビア

      Rauchbier

      ブナで燻した麦芽を使う。ベーコンのような香りは、好き嫌いが真っ二つ。

      ドイツ 4.8–6%/IBU 20–30

      ケラービア

      Kellerbier / Zwickl

      濾過も炭酸調整もしない、蔵出しのままの姿。にごりが旨みそのもの。

      ドイツ 4.8–5.4%/IBU 20–35

      ドルトムンダー

      Dortmunder Export

      硬水の街が生んだ、ヘレスとピルスの中間。バランスの見本のような設計。

      ドイツ 4.8–6%/IBU 23–30

      チェコ・ダークラガー

      Czech Dark Lager

      黒く、しかし甘い。焙煎とカラメルが同居するチェコのもう一つの顔。

      チェコ 4.4–5.8%/IBU 18–34

      アメリカン・ライトラガー

      American Light Lager

      世界で最も売れている型。個性を消すことに全力を注いだ結果の透明感。

      アメリカ 2.8–4.2%/IBU 8–12

      アメリカン・アンバーラガー

      American Amber Lager

      大量生産の枠内で麦芽の色と香ばしさを足した、控えめな冒険。

      アメリカ 4.8–5.4%/IBU 18–30

      インディア・ペールラガー

      India Pale Lager (IPL)

      ラガーの清涼感に、IPAのホップ香を重ねた現代の交配種。

      アメリカ 5.5–7.5%/IBU 45–70

      ジャパニーズ・ライスラガー

      Japanese Rice Lager

      米を副原料に使い、極限まで軽く澄ませた設計。食卓に寄り添う一本。

      日本 4.5–5.5%/IBU 15–25

      バルティック・ポーター

      Baltic Porter

      黒く強いが、下面発酵ゆえに驚くほど滑らか。冬の夜のための一杯。

      バルト海沿岸 6.5–9.5%/IBU 20–40

      オーディナリー・ビター

      Ordinary Bitter

      度数は低く、味は濃い。パブで何杯も重ねるために設計されている。

      イギリス 3.2–3.8%/IBU 25–35

      ベスト・ビター

      Best Bitter

      ビターの中庸。麦芽とホップがちょうど釣り合う、英国の日常。

      イギリス 3.8–4.6%/IBU 25–40

      ESB

      Extra Special Bitter

      ビターの最上級。厚みのある麦芽に、しっかりした苦味が乗る。

      イギリス 4.6–6.2%/IBU 30–50

      イングリッシュIPA

      English IPA

      IPAの原型。柑橘ではなく、土やハーブを思わせる英国ホップの香り。

      イギリス 5–7.5%/IBU 40–60

      マイルドエール

      Mild Ale

      苦味を抑えた労働者の一杯。軽いのに麦芽の余韻がしっかり残る。

      イギリス 3.2–3.8%/IBU 10–25

      イングリッシュ・ブラウンエール

      English Brown Ale

      ナッツとカラメル。派手さはないが、飽きるということがない。

      イギリス 4.2–5.9%/IBU 20–30

      オールドエール

      Old Ale

      熟成を前提とした稀有なビール。時間が角を落とし、複雑さを足す。

      イギリス 5.5–9%/IBU 30–60

      バーレイワイン

      Barley Wine

      ワインの強さを持つビール。数年寝かせて、少量ずつ味わうもの。

      イギリス 8–12%/IBU 35–70

      ポーター

      Porter

      ロンドンの荷役夫が愛した黒。スタウトの母であり、いまも現役。

      イギリス 4–5.4%/IBU 18–35

      スイートスタウト

      Sweet / Milk Stout

      乳糖を加えた甘い黒。コーヒーにミルクを落としたような口当たり。

      イギリス 4–6%/IBU 20–40

      オートミールスタウト

      Oatmeal Stout

      オーツ麦が生むシルクのような滑らかさ。黒ビール入門にも向く。

      イギリス 4.2–5.9%/IBU 25–40

      インペリアルスタウト

      Imperial Stout

      ロシア宮廷へ送るため強化された極濃。チョコと焦げと洋酒の香り。

      イギリス 8–12%/IBU 50–90

      スコティッシュエール

      Scottish Ale / Wee Heavy

      ホップが育たない土地ゆえ、麦芽の甘みで組み立てられた濃厚な一杯。

      イギリス 6.5–10%/IBU 17–35

      アイリッシュ・ドライスタウト

      Irish Dry Stout

      焙煎大麦の香ばしさと、窒素が生むクリーミーな泡。泡が落ち着くまで待つ。

      アイルランド 3.8–5%/IBU 25–45

      アイリッシュ・レッドエール

      Irish Red Ale

      軽いカラメルと、ほのかな焙煎の渋み。赤銅色の穏やかな食中酒。

      アイルランド 3.8–5%/IBU 18–28

      ケルシュ

      Kölsch

      ケルンだけの名。上面発酵を低温熟成させた、エールとラガーの中間。

      ドイツ 4.4–5.2%/IBU 18–30

      アルトビア

      Altbier

      デュッセルドルフの銅色。ケルシュと街をかけて張り合ってきた宿敵。

      ドイツ 4.3–5.5%/IBU 25–50

      ヘーフェヴァイツェン

      Hefeweizen

      バナナとクローブ。酵母を濾さないから、香りも泡もふくよかになる。

      ドイツ 4.3–5.6%/IBU 8–15

      クリスタルヴァイツェン

      Kristallweizen

      同じ小麦ビールから酵母を濾したもの。澄んで、より軽快に。

      ドイツ 4.3–5.6%/IBU 8–15

      ドゥンケルヴァイツェン

      Dunkelweizen

      小麦の香りに、色の濃い麦芽の香ばしさを重ねた濃色版。

      ドイツ 4.3–5.6%/IBU 10–18

      ヴァイツェンボック

      Weizenbock

      小麦ビールの最強版。バナナと洋梨、そしてはっきりしたアルコール感。

      ドイツ 6.5–9%/IBU 15–30

      ベルリナー・ヴァイセ

      Berliner Weisse

      乳酸菌が生む鋭い酸味。度数は低く、シロップで割るのが本場流。

      ドイツ 2.8–3.8%/IBU 3–8

      ゴーゼ

      Gose

      塩とコリアンダーを使う異色作。酸味と塩気が、汗をかいた日に効く。

      ドイツ 4.2–4.8%/IBU 5–12

      ヴィットビア

      Witbier

      小麦とオレンジピール、コリアンダー。白く濁った、軽やかな入り口。

      ベルギー 4.5–5.5%/IBU 8–20

      セゾン

      Saison

      農家が夏の労働のために造った。乾いた後味とスパイシーな酵母の香り。

      ベルギー 5–7%/IBU 20–35

      ベルジャン・ブロンド

      Belgian Blond Ale

      金色で穏やか。ベルギーの強いエールへの、いちばん優しい入り口。

      ベルギー 6–7.5%/IBU 15–30

      デュベル

      Belgian Golden Strong

      軽い見た目に反して強い。飲みやすさが、かえって危険な一杯。

      ベルギー 7.5–10.5%/IBU 22–35

      ダブル

      Dubbel

      修道院の系譜。レーズンやカラメルを思わせる、深い褐色の甘み。

      ベルギー 6–7.6%/IBU 15–25

      トリペル

      Tripel

      金色で、強く、乾いている。泡はきめ細かく、香りは驚くほど華やか。

      ベルギー 7.5–9.5%/IBU 20–40

      クアドルペル

      Quadrupel

      修道院系の最強。ドライフルーツと洋酒の香りが、長く残る。

      ベルギー 8–12%/IBU 20–35

      ベルジャン・ダーク・ストロング

      Belgian Dark Strong

      黒に近い褐色。複雑さの塊で、一本を数人で分けたくなる。

      ベルギー 8–11%/IBU 20–35

      フランダース・レッドエール

      Flanders Red Ale

      木樽で熟成させた酸っぱい赤。ワインと間違えられることもある。

      ベルギー 4.6–6.5%/IBU 10–25

      アウド・ブライン

      Oud Bruin

      茶色い酸味系。レーズンのような甘みと酸が、時間をかけて溶け合う。

      ベルギー 4–8%/IBU 20–25

      ランビック

      Lambic

      空気中の野生酵母に発酵を任せる。人が造るというより、待つビール。

      ベルギー 5–6.5%/IBU 0–10

      グーズ

      Gueuze

      熟成年数の違うランビックをブレンド。シャンパンのような泡と酸。

      ベルギー 5–8%/IBU 0–10

      フルーツランビック

      Kriek / Framboise

      さくらんぼや木苺を漬け込んだランビック。甘くはなく、鋭く酸っぱい。

      ベルギー 5–7%/IBU 0–10

      ビエール・ド・ギャルド

      Bière de Garde

      フランス北部の保存用エール。土のような素朴さと、麦芽の丸み。

      フランス 6–8.5%/IBU 18–28

      アメリカン・ペールエール

      American Pale Ale

      クラフト革命の出発点。柑橘のホップ香と苦味が、ちょうどよく釣り合う。

      アメリカ 4.5–6.2%/IBU 30–50

      アメリカンIPA

      American IPA

      ウエストコースト流。澄んだ見た目と、松と柑橘の突き抜ける苦味。

      アメリカ 5.5–7.5%/IBU 40–70

      ヘイジーIPA

      Hazy / New England IPA

      濁りと果汁感。苦味を抑え、香りだけを最大化した現代の主流。

      アメリカ 6–9%/IBU 25–60

      ダブルIPA

      Double / Imperial IPA

      すべてを倍にした一杯。強烈な苦味の奥に、蜜のような甘さが潜む。

      アメリカ 7.5–10%/IBU 60–100

      セッションIPA

      Session IPA

      香りはIPA、度数は軽い。何杯でもいける、うまい妥協点。

      アメリカ 3.5–5%/IBU 40–60

      ブラックIPA

      Black IPA

      黒いのにホップが主役。見た目と味のずれが、そのまま面白さになる。

      アメリカ 5.5–9%/IBU 50–90

      アメリカン・アンバーエール

      American Amber Ale

      麦芽の甘みとホップの苦味が、正面からぶつかって釣り合う琥珀色。

      アメリカ 4.5–6.2%/IBU 25–40

      アメリカン・ブラウンエール

      American Brown Ale

      英国の型に、アメリカ流のホップを足したもの。ナッツと柑橘が同居。

      アメリカ 4.3–6.2%/IBU 20–30

      アメリカン・ストロングエール

      American Strong Ale

      濃く、苦く、強い。冬に一杯だけ、じっくり向き合うためのビール。

      アメリカ 6.3–10%/IBU 50–100

      アメリカン・ワイルドエール

      American Wild Ale

      樽と野生酵母に委ねた実験。同じ味には二度と出会えない。

      アメリカ 4–8%/IBU 10–30

      ペストリースタウト

      Pastry Stout

      菓子のような甘さを狙った現代の黒。賛否が最も割れるジャンル。

      アメリカ 8–14%/IBU 30–60

      クリームエール

      Cream Ale

      エールなのにラガーのように軽い。アメリカの夏の定番。

      アメリカ 4.2–5.6%/IBU 8–20

      カリフォルニア・コモン

      California Common

      高温でラガー酵母を使う独特の製法。スチームビールの名でも知られる。

      アメリカ 4.5–5.5%/IBU 30–45

      フルーツビール

      Fruit Beer

      果実を副原料に使ったもの全般。造り手の狙いが最も出やすい枠。

      アメリカ 3–8%/IBU 5–30

      ハーブ&スパイスビール

      Herb & Spice Beer

      香辛料や薬草を使う。純粋令の外側にある、古くて新しい自由。

      ベルギー 4–10%/IBU 10–40

      バレルエイジド

      Barrel-Aged

      ウイスキーやワインの樽で寝かせたもの。樽の記憶が、味に移る。

      アメリカ 8–15%/IBU 20–60

      和素材クラフト

      Japanese Craft (Local Ingredients)

      山椒、柚子、桜。伝統に縛られない後発だからこその設計。

      日本 4–8%/IBU 10–50

      ノンアルコールビール

      Non-Alcoholic Beer

      飲めない日、飲まない選択のための一杯。近年、味の進化が著しい。

      ドイツ 0–0.9%/IBU 10–30

      該当するスタイルが見つかりません。条件を変えてお試しください。

      The Right Way — ちゃんと飲む

      うまく飲む作法

      Small habits, better beer.

      同じ一本でも、温度と泡とグラスで味は変わる。難しいことはいらない。ほんの少しの手間だけ。

      広告 / PR各項目の「道具」は、その手間を軽くしてくれるものです。リンクから購入すると当サイトに収益が発生する場合があります。なくても困りません。

      Temperature01

      温度

      濃く強いビールほど高めに、淡く軽いビールほど低めに。ピルスナーは4–6℃、エールは8–10℃、スタウトは10–13℃が目安。冷やしすぎると、香りも味も閉じてしまう。

      道具 PR
      The Head02

      液体7:泡3が黄金比。泡はただの飾りではなく「蓋」だ。炭酸の抜けと酸化を防ぎ、香りを守る。きめ細かい泡ほど、口当たりはクリーミーになる。

      道具 PR
      Clean Glass03

      グラス

      清潔が命。洗剤や油分のわずかな残りが、立ったばかりの泡を一瞬で殺す。ビールグラスは油物と分けて洗い、しっかりすすいで。曇りのない一杯を。

      道具 PR
      The Pour04

      注ぎ方

      グラスを傾けて静かに注ぎ、最後に立てて泡を作る。日本で親しまれる「三度注ぎ」は、泡をきめ細かく、味をまろやかにする定番の技。

      道具 PR
      Storage05

      保存

      光と熱と時間が敵。冷暗所に立てて置き、新鮮なうちに飲みきる。一部の高アルコールを除き、ビールに熟成は基本なし。買ったら、早めが正解。

      道具 PR
      Not recommended — すすめないもの

      凍らせたジョッキは、使いません。

      キンキンに凍ったジョッキは日本で人気ですが、正統派の店ではまず使いません。霜と結露がビールを薄め、冷えすぎた器は香りを閉じ、泡のきめも粗くなるからです。グラスは冷やすとしても、冷蔵庫で軽く。凍らせない——これも、ちゃんとした一杯のための作法のひとつです。

      Glassware — 器で変わる

      ビールの器

      Shape is not decoration.

      グラスの形は見た目のためだけじゃない。香りの集め方、泡の保ち方、温度の伝わり方——すべてが計算されている。スタイルに合った器が、その一杯の実力を引き出す。

      ピルスナーグラス

      細く背が高く、立ちのぼる泡と黄金色を美しく見せる。炭酸を保ちやすい。

      ピルスナー / ラガー

      ヴァイツェングラス

      背が高く上部がふくらむ曲線。豊かな泡を受け止め、小麦の香りを立てる。

      ヴァイツェン / 小麦系

      ジョッキ / マグ

      厚手で頑丈、取っ手付きで手の熱が伝わりにくい。冷たさを保ちゴクゴク系に。

      ラガー全般

      パイント(ノニック)

      定番の万能型。持ちやすく重ねやすく、エールやスタウトを気軽に。

      エール / スタウト

      チューリップ / 聖杯

      口がすぼまり、香りを一点に集める。高アルコールや個性派に。

      IPA / ベルジャン

      テイスターグラス

      小ぶりで、飲み比べ・テイスティング向き。少量で香味をじっくり確かめる。

      飲み比べ / 全般

      Pairing — 合わせる

      ビールの肴

      Match the colour, match the weight.

      合わせ方に迷ったら「色を合わせる」。淡い料理には淡いビール、濃い料理には濃いビール。これだけで大きく外さない。もう一歩踏み込むなら、次の三つの原則を知っておくと、外さないどころか意図して当てられるようになる。

      同調Complement

      似た風味どうしを重ねて、味を深くする。焙煎には焙煎を、香ばしさには香ばしさを合わせる。最も失敗しにくい考え方。

      スタウト × ローストビーフ
      対比Contrast

      あえて反対の要素をぶつけ、互いを引き立てる。強い苦味は塩気やコクとぶつかると、どちらの輪郭も際立つ。

      IPA × 青カビチーズ
      洗浄Cut

      炭酸と苦味で、口に残る脂を洗い流す。次の一口が、いつも一口目のようになる。揚げ物が無限に進む理由がこれ。

      ピルスナー × 唐揚げ
      強さを揃えるMatch intensity

      最後は力比べ。繊細な料理に強いビールをぶつけると、料理が消える。逆もまた然り。重さを揃えるのが大前提。

      ヴァイツェン × 白身魚
      Pilsner / Lager

      淡色ラガー・ピルスナー

      • 枝豆
      • 餃子
      • 唐揚げ
      • ソーセージ

      塩気とキレのある炭酸で無限に進む王道。揚げ物の脂を、すっきり流してくれる。

      Weizen

      ヴァイツェン

      • 白ソーセージ
      • プレッツェル
      • シーフード
      • サラダ

      小麦のやわらかな甘みとハーブの香りが、軽い塩気とやさしく寄り添う。

      Pale Ale / IPA

      ペールエール・IPA

      • スパイス料理
      • 燻製
      • 青カビチーズ
      • バーガー

      強い苦味と華やかな香りは、濃い味に負けない。脂をきっぱり断ち切る相棒。

      Amber / Vienna

      アンバー・ヴィエナ

      • ローストチキン
      • グリル肉
      • ハードチーズ
      • ナッツ

      香ばしい麦芽が、こんがりした焼き目の香ばしさと重なって旨みを増す。

      Stout / Porter

      スタウト・ポーター

      • 生牡蠣
      • ローストビーフ
      • チョコレート
      • 燻製

      定番はなんといっても牡蠣。ローストの苦味と磯の旨味が、驚くほど溶け合う。

      Before you buy — まず、買わずに

      いちばんうまい肴は、たいてい家にある。

      塩、チーズひとかけ、袋を開けただけのナッツ。肴は凝るほど良いわけではありません。ビールを主役にするなら、むしろ引き算。まずは手元にあるもので、上の三原則を試してみてください。それで物足りなくなってから、取り寄せればいい。

      • ナッツ
      • ポテトチップス
      • チーズ
      • 枝豆
      • 漬物

      取り寄せる肴

      Stock the shelf.

      広告 / PR

      冷蔵庫に常備しておくと、いつでも「ちゃんと」飲める肴を選びました。合わせたいスタイルで絞り込めます。※各リンクから購入すると当サイトに収益が発生する場合があります。

      Nuts — 乾き物

      素焼きミックスナッツ

      油と塩を足していない素焼きが正解。麦芽の香ばしさと素直に響き合い、味の邪魔をしない。常備の一袋。

      取り寄せる →
      Jerky — 乾き物

      ビーフジャーキー

      噛むほどに出る肉の旨味と塩気は、強い苦味に負けない数少ない乾き物。IPAの相手役として頼れる。

      取り寄せる →
      Surume — 珍味

      するめ・あたりめ

      日本の立ち飲みが選んできた答え。噛むほど滲む旨味を、キレのある淡色ラガーが軽く流していく。

      取り寄せる →
      Canned — 缶詰

      オイルサーディン

      缶を開けるだけ。オイルのコクを炭酸が洗い、青魚の旨味だけが残る。常温保存でいつでも出せる強さ。

      取り寄せる →
      Canned — 缶詰

      スモークオイスター缶

      生牡蠣が手に入らない日の、スタウトの相棒。燻製の香りとローストの苦味が、家でも黄金の組み合わせに。

      取り寄せる →
      Cheese — チーズ

      燻製チーズ

      スモークの香りは、ローストした麦芽と同じ方向を向いている。切って出すだけで、一杯の格が上がる。

      取り寄せる →
      Cheese — チーズ

      青カビチーズ

      「対比」の教科書。塩気と強い風味に、IPAの苦味を正面からぶつける。試す価値のある一度きりの驚き。

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      Cheese — チーズ

      ハードチーズ(コンテ・ゴーダ)

      熟成が生むナッツのような旨味は、アンバーの麦芽と同調する。薄く削って、少量ずつ。

      取り寄せる →
      Charcuterie — 生ハム

      生ハム・サラミ

      塩気と脂という、ビールが最も得意とする相手。切らずに済むスライス済みを常備しておくと心強い。

      取り寄せる →
      Sausage — ソーセージ

      白ソーセージ(ヴァイスヴルスト)

      ミュンヘンの朝食が証明してきた、ヴァイツェンの正統な相手。やさしい塩気と小麦の甘みが溶け合う。

      取り寄せる →
      Bread — パン

      プレッツェル

      岩塩と香ばしい皮。ドイツのビアホールでは、これがテーブルの中心にある。軽いのに、確かに肴。

      取り寄せる →
      Seafood — 魚

      スモークサーモン

      繊細な脂と燻香に、強すぎないビールを。「強さを揃える」原則がいちばんよくわかる一皿。

      取り寄せる →
      Chocolate — 甘味

      ダークチョコレート(カカオ70%〜)

      スタウトの焙煎香とカカオの苦味は、もとが同じ「焦がした香り」。デザートまで、ビールで通せる。

      取り寄せる →
      Snack — スナック

      厚切りポテトチップス

      侮れない王道。塩と油を炭酸が流し、また手が伸びる。「洗浄」の原則を、いちばん安く体験できる。

      取り寄せる →
      Snack — 米菓

      柿の種・おかき

      米の香ばしさと醤油の塩気は、麦とよく合う。手が汚れず、いくらでも進む日本の発明。

      取り寄せる →

      該当する肴がありません。

      Delivered & Given — 届く、贈る

      定期便と贈りもの

      The best beer arrives before you ask for it.

      自分で選ぶと、人はどうしても同じものを買う。定期便が面白いのは、自分では絶対に選ばなかった一本が届くからです。そして贈りものとしてのビールには、日本ならではの「時期」がある。どちらも、少しのコツで満足度が変わります。

      定期便を選ぶ

      Subscriptions

      好みのスタイルを見つける最短路は、飲み比べることです。診断で当たりをつけたら、あとは実際に飲んで確かめるしかない。定期便は、その「確かめる」を月々の習慣にしてくれます。タイプは大きく四つ。

      Direct

      醸造所直送

      造り手から直接届く、最短ルート。鮮度が命のホップ系ほど差が出る。造り手の意図がそのまま届く。

      向く人 好きな醸造所が決まっている
      Curated

      キュレーション型

      毎月違うスタイルが詰め合わせで届く。解説つきのものも多く、飲みながらスタイルを覚えられる。

      向く人 まだ好みを探している
      Imported

      海外ビール専門

      日本の店頭ではまず並ばない銘柄が届く。本場のヴァイツェンやベルジャンに触れられる。

      向く人 定番に飽きてきた
      Seasonal

      季節限定・数量限定

      旬の原料を使った限定醸造だけを追う。同じ銘柄は二度と来ない、一期一会の楽しみ方。

      向く人 記録をつけるのが好き
      Before you subscribe — 申し込む前に

      この五つだけ、先に確かめてください。

      1. 飲みきれる本数か。月に届く本数と、自分が実際に飲むペースを照らし合わせる。溜まると鮮度が落ちて本末転倒。
      2. 置き場所はあるか。ビールは光と熱が敵。届いた分を冷暗所に置けるか、冷蔵庫に入るかを先に確認。
      3. 解約とスキップのしやすさ。今月は要らない、が言えるか。縛りの有無は申し込み前に必ず読む。
      4. 送料込みの実質価格。ビールは重い。送料が乗ると単価は変わる。一本あたりで計算し直す。
      5. 受け取れる時間帯か。酒類は対面受け取りが必要な場合がある。置き配できないことを前提に。
      広告 / PR

      定期便を申し込む

      タイプ別におすすめの定期便を掲載します。※各リンクから申し込むと当サイトに収益が発生する場合があります。

      • 醸造所直送の定期便 — 造り手から最短で
      • クラフトビール飲み比べ便(月替わり) — 解説つき
      • 海外ビール専門の定期便 — 日本未入荷の銘柄
      • 季節限定ビールの定期便 — 一期一会

      贈りものとしてのビール

      Gifts

      日本のビールギフトには、はっきりした季節があります。父の日、お中元、お歳暮。この三つが山で、準備は二週間前から始めるのがちょうどいい。まずは一年の全体像から。

      最需要期 需要あり 閑散

      NOW 6月 第3日曜

      父の日

      ビールギフト最大の山。定番の詰め合わせより、飲んだことのないクラフトの飲み比べのほうが記憶に残る。

      NOW 7月初旬〜8月中旬 ※地域差

      お中元

      関東は7月上旬まで、関西は8月中旬までが目安。改まった相手には熨斗を忘れずに。冷えた一杯が最も嬉しい季節。

      NOW 9月 第3月曜

      敬老の日

      本数より質を。少量でも、少し高価な一本と器を添えるほうが喜ばれる。重さへの配慮も忘れずに。

      NOW 12月初旬〜20日頃

      お歳暮

      一年で最も動く時期。人気商品は早々に売り切れるので、11月中の予約が安心。年末の集まり用にも。

      NOW 1月

      お年賀・新年

      年始の挨拶に。帰省や集まりで人数が読めない場合は、常温保存できる詰め合わせが扱いやすい。

      NOW 3月

      送別・卒業・異動

      その土地のご当地ビールを選ぶと、餞別として意味が乗る。北海道なら、札幌の一本を。

      How to choose — 選び方

      贈るときの、四つのコツ。

      1. 好みがわからないなら、飲み比べセット。一種類に賭けるより当たる確率が高く、話題にもなる。
      2. グラスを一脚添える。同じ予算でも「ちゃんとしている」感が跳ね上がる。残るものが一つあると記憶にも残る。
      3. 熨斗と配送日を確認する。改まった贈答では熨斗の有無が印象を分ける。生ものは在宅日の確認も。
      4. 重さを相手に持たせない。ビールは重い。手渡しにこだわらず、届け先へ直送するほうが親切なことが多い。
      Think first — 贈る前に

      ビールを贈らないほうがいい相手も、います。

      お酒の贈りものは、相手が飲めることが前提です。次のような場合は、無理に贈らない判断のほうが喜ばれます。

      • 妊娠中・授乳中の方
      • 体質的にお酒を受けつけない方
      • 治療や服薬で禁酒している方
      • 車通勤の職場宛て、20歳未満の方がいる家庭

      迷ったときは、ノンアルコールビールという選択肢があります。あるいは器や肴だけを贈るのも、立派な「ビールの贈りもの」です。

      広告 / PR

      贈りものを選ぶ

      時期と相手に合わせたギフトを掲載します。お酒の販売・購入は20歳になってから。※各リンクから購入すると当サイトに収益が発生する場合があります。

      • クラフトビール飲み比べギフト(熨斗対応)
      • ご当地ビール詰め合わせ — 北海道・札幌
      • ビール+グラスのセット
      • ノンアルコールビールの詰め合わせ
      • ビールに合う肴のギフトセット

      Where to Drink — 店を選ぶ

      正統派の店

      A good bar shows in the first glass.

      いい店は、注がれた一杯でわかる。銘柄の数より、一杯への向き合い方。次の五つが揃っていれば、まず間違いない。

      • i

        樽生がきれい

        ビールラインが洗浄され、注ぎたてが濁らず、泡が整っている。鮮度と管理の証。

      • ii

        グラスが清潔でスタイルに合う

        冷えすぎず、汚れなく、スタイルにふさわしい形。器への配慮は味への配慮。

      • iii

        提供温度が適切

        キンキンだけが正義ではない。スタイルごとの適温で出す店は、わかっている。

      • iv

        ラインナップに芯がある

        定番と季節、そして造り手が見える。数ではなく、選び方に人柄が出る。

      • v

        泡がちゃんと立つ

        最後は注ぎ手の技術。美しい泡は、その店の丁寧さそのものだ。

      ビアホール

      Beer Hall

      歴史ある大箱で、樽生と揚げ物・ソーセージの定番を。まず基本の一杯を知るならここから。

      ブラウハウス / ブルーパブ

      Brewpub

      醸造所を併設し、できたてを最高の鮮度で提供。造り手の顔が見える一杯。

      タップルーム

      Taproom

      醸造所の直営で、鮮度を最優先。造り手の意図が、そのままグラスに届く。

      ビアバー

      Beer Bar

      多彩なスタイルを少量ずつ。飲み比べと、新しい一杯との出会いの場。

      老舗の立ち飲み

      Standing Bar

      気取らず、さっと一杯。その土地に根づいたビール文化が息づいている。

      札幌で、ちゃんと飲む

      A Sapporo drinking guide.

      日本のビールが始まった街には、いい店が揃っています。上のチェックリストを基準に、実際に足を運ぶ価値のある一軒を選びました。営業時間や定休日は変わるので、地図のリンクから最新の情報を確かめてから出かけてください。

      掲載料は一切いただいていません

      ビアホール

      Beer Hall3軒
      東区・苗穂
      サッポロビール園

      1876年の開拓使麦酒醸造所の系譜を継ぐ、この街のビールの原点。赤レンガの建物に博物館が併設され、歴史をたどってから一杯に進める。ジンギスカンとの組み合わせが定番。

      地図・営業時間 →
      中央区・狸小路
      ビヤホールライオン 狸小路店

      アーケードの中にある、ドイツ様式の老舗ビヤホール。サッポロビールとソーセージという王道を、昼から明るいうちに味わえる。旅の途中に立ち寄りやすい立地。

      地図・営業時間 →
      中央区・大通西13
      Beer Hall Mustache

      西11丁目駅からすぐの、小体なビアホール。国産の生が数種類つながり、集まるのは地元の勤め帰り。観光地の喧騒から離れて飲みたい夜に。現金のみ、日曜休。

      地図・営業時間 →

      ブルーパブ・醸造所併設

      Brewpub3軒
      中央区・南3東1
      Moon Sun Brewing

      創成川沿いの醸造所併設。自家醸造のIPAやピルスナーは、端正で飲み疲れしない造り。餃子をはじめ料理も揃う。混み合うので予約が安心。

      地図・営業時間 →
      中央区・すすきの
      すすきのえーるSTAND

      すすきのブリューイングの直営店。COCONO SUSUKINOの地下で、立ち飲みスタイル。ホワイトエール、セゾン、セッションIPA、ヴァイツェンなど自家醸造が並ぶ。朝10時から開いているのが嬉しい。

      地図・営業時間 →
      中央区・南2東1
      TRANS BREWING BEER STAND

      小さな立ち飲みのビアスタンド。醸造所直営でテイスティングセットがあり、造り手との距離がとにかく近い。まず飲み比べたい人に。

      地図・営業時間 →

      タップルーム

      Taproom3軒
      中央区・北10西19
      Streetlight Brewing

      中心部から少し離れた住宅地の醸造所併設。自家醸造が8種前後、常時つながる。料理はスナック程度なので、食事を済ませてから向かうのが正解。

      地図・営業時間 →
      中央区・大通(南2西3)
      Tap Room BEER KOTAN 札幌大通

      12前後のタップが並ぶ。上富良野の醸造所のビールが中心で、IPAの層が厚い。飲み比べセットあり。暖かい季節はテラスが開く。

      地図・営業時間 →
      中央区・南2西4(10F)
      Beer Bar NORTH ISLAND

      ビルの10階から街を見下ろすタップルーム。道内の醸造所ノースアイランドの直営で、少量ずつの飲み比べもできる。窓際が特等席。木休。

      地図・営業時間 →

      ビアバー

      Beer Bar4軒
      中央区・南9西5
      Beer Inn 麦酒停

      札幌のビアバーの草分けとして知られる一軒。世界中から集めた瓶と缶の品揃えは、他ではまず見られない密度。店主との会話も含めて味わう店。19時から。

      地図・営業時間 →
      中央区・南4西5(4F)
      NEAR AND FAR

      注ぎに強いこだわりを持つ小さなパブ。ここのギネスの生を目当てに通う人がいる。ビルの4階で見つけにくいが、その分いつも静か。この一覧で最も「ちゃんと」に近い。

      地図・営業時間 →
      中央区・南1西12
      Beer Cellar Sapporo

      タップと瓶・缶の両方が揃い、冷蔵庫から選んで持ち帰ることもできる。海外クラフトの層が厚く、少量の飲み比べも。次の一軒へ向かう前の一杯にも向く。

      地図・営業時間 →
      中央区・南2西7
      Kalahana

      ベルギーやオランダのビアカフェの空気を、居酒屋の気安さと混ぜたような一軒。タップに加えてシードルが飲めることも。立ち飲みスペースも併設。

      地図・営業時間 →
      Check before you go — 出かける前に

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