ボヘミアン・ピルスナー
Bohemian Pilsnerすべての黄金色の原点。軟水とサーツホップが、苦味に厚みと甘い余韻を与える。
The Compendium — 75スタイル
Every style worth knowing.
銘柄は毎年入れ替わりますが、スタイルは残ります。ここに並ぶのは、ビールという飲み物が数百年かけて分岐させてきた設計図そのもの。名前で探しても、国で辿っても、発酵の系統で眺めてもかまいません。色の点は、そのスタイルのおおよその色を表しています。
75 スタイルを表示中
すべての黄金色の原点。軟水とサーツホップが、苦味に厚みと甘い余韻を与える。
本家より辛口で切れ味鋭い、ドイツ流の解釈。泡は硬く、後味は乾く。
苦味を抑え、麦芽の甘みを前に出した淡色ラガー。引き算の到達点。
パンの耳のような香ばしさ。黒くはなく、深い褐色の落ち着いた一杯。
漆黒なのに軽快。焙煎の苦味は控えめで、驚くほどするする飲める。
冬を越すための強いラガー。麦芽の甘みが厚く、アルコールは静かに効く。
修道士が断食中の栄養源にしたという逸話を持つ、液体のパン。
凍らせて水分を抜き、濃度を上げた極限のボック。少量をゆっくり。
春に飲む淡色のボック。強いのに軽やかという矛盾が心地よい。
オクトーバーフェストの主役。トーストした麦芽が、祭りの空気ごと運んでくる。
赤褐色の食中酒。麦芽の旨みが料理を邪魔せず、静かに底上げする。
ブナで燻した麦芽を使う。ベーコンのような香りは、好き嫌いが真っ二つ。
濾過も炭酸調整もしない、蔵出しのままの姿。にごりが旨みそのもの。
硬水の街が生んだ、ヘレスとピルスの中間。バランスの見本のような設計。
黒く、しかし甘い。焙煎とカラメルが同居するチェコのもう一つの顔。
世界で最も売れている型。個性を消すことに全力を注いだ結果の透明感。
大量生産の枠内で麦芽の色と香ばしさを足した、控えめな冒険。
ラガーの清涼感に、IPAのホップ香を重ねた現代の交配種。
米を副原料に使い、極限まで軽く澄ませた設計。食卓に寄り添う一本。
黒く強いが、下面発酵ゆえに驚くほど滑らか。冬の夜のための一杯。
度数は低く、味は濃い。パブで何杯も重ねるために設計されている。
ビターの中庸。麦芽とホップがちょうど釣り合う、英国の日常。
ビターの最上級。厚みのある麦芽に、しっかりした苦味が乗る。
IPAの原型。柑橘ではなく、土やハーブを思わせる英国ホップの香り。
苦味を抑えた労働者の一杯。軽いのに麦芽の余韻がしっかり残る。
ナッツとカラメル。派手さはないが、飽きるということがない。
熟成を前提とした稀有なビール。時間が角を落とし、複雑さを足す。
ワインの強さを持つビール。数年寝かせて、少量ずつ味わうもの。
ロンドンの荷役夫が愛した黒。スタウトの母であり、いまも現役。
乳糖を加えた甘い黒。コーヒーにミルクを落としたような口当たり。
オーツ麦が生むシルクのような滑らかさ。黒ビール入門にも向く。
ロシア宮廷へ送るため強化された極濃。チョコと焦げと洋酒の香り。
ホップが育たない土地ゆえ、麦芽の甘みで組み立てられた濃厚な一杯。
焙煎大麦の香ばしさと、窒素が生むクリーミーな泡。泡が落ち着くまで待つ。
軽いカラメルと、ほのかな焙煎の渋み。赤銅色の穏やかな食中酒。
ケルンだけの名。上面発酵を低温熟成させた、エールとラガーの中間。
デュッセルドルフの銅色。ケルシュと街をかけて張り合ってきた宿敵。
バナナとクローブ。酵母を濾さないから、香りも泡もふくよかになる。
同じ小麦ビールから酵母を濾したもの。澄んで、より軽快に。
小麦の香りに、色の濃い麦芽の香ばしさを重ねた濃色版。
小麦ビールの最強版。バナナと洋梨、そしてはっきりしたアルコール感。
乳酸菌が生む鋭い酸味。度数は低く、シロップで割るのが本場流。
塩とコリアンダーを使う異色作。酸味と塩気が、汗をかいた日に効く。
小麦とオレンジピール、コリアンダー。白く濁った、軽やかな入り口。
農家が夏の労働のために造った。乾いた後味とスパイシーな酵母の香り。
金色で穏やか。ベルギーの強いエールへの、いちばん優しい入り口。
軽い見た目に反して強い。飲みやすさが、かえって危険な一杯。
修道院の系譜。レーズンやカラメルを思わせる、深い褐色の甘み。
金色で、強く、乾いている。泡はきめ細かく、香りは驚くほど華やか。
修道院系の最強。ドライフルーツと洋酒の香りが、長く残る。
黒に近い褐色。複雑さの塊で、一本を数人で分けたくなる。
木樽で熟成させた酸っぱい赤。ワインと間違えられることもある。
茶色い酸味系。レーズンのような甘みと酸が、時間をかけて溶け合う。
空気中の野生酵母に発酵を任せる。人が造るというより、待つビール。
熟成年数の違うランビックをブレンド。シャンパンのような泡と酸。
さくらんぼや木苺を漬け込んだランビック。甘くはなく、鋭く酸っぱい。
フランス北部の保存用エール。土のような素朴さと、麦芽の丸み。
クラフト革命の出発点。柑橘のホップ香と苦味が、ちょうどよく釣り合う。
ウエストコースト流。澄んだ見た目と、松と柑橘の突き抜ける苦味。
濁りと果汁感。苦味を抑え、香りだけを最大化した現代の主流。
すべてを倍にした一杯。強烈な苦味の奥に、蜜のような甘さが潜む。
香りはIPA、度数は軽い。何杯でもいける、うまい妥協点。
黒いのにホップが主役。見た目と味のずれが、そのまま面白さになる。
麦芽の甘みとホップの苦味が、正面からぶつかって釣り合う琥珀色。
英国の型に、アメリカ流のホップを足したもの。ナッツと柑橘が同居。
濃く、苦く、強い。冬に一杯だけ、じっくり向き合うためのビール。
樽と野生酵母に委ねた実験。同じ味には二度と出会えない。
菓子のような甘さを狙った現代の黒。賛否が最も割れるジャンル。
エールなのにラガーのように軽い。アメリカの夏の定番。
高温でラガー酵母を使う独特の製法。スチームビールの名でも知られる。
果実を副原料に使ったもの全般。造り手の狙いが最も出やすい枠。
香辛料や薬草を使う。純粋令の外側にある、古くて新しい自由。
ウイスキーやワインの樽で寝かせたもの。樽の記憶が、味に移る。
山椒、柚子、桜。伝統に縛られない後発だからこその設計。
飲めない日、飲まない選択のための一杯。近年、味の進化が著しい。
該当するスタイルが見つかりません。条件を変えてお試しください。